今日はとても厭なことがあった

これは、俺の日記だから、好きなことを書いちまおう。
良かれと思ってやったことが、裏目に出た。
よくあることだが、あまりにも高飛車な態度を取られたので、
ものすごくむかついた。
事のいきさつは、
テストアプリが欲しいが、誰も作ってくれない、と困っている人がいた。
それじゃあ、バックアッププランということで、私が作りましょうと
しゃしゃり出てしまった。結局誰も作らない。そりゃそうだ。
金も出ない。そのテストアプリを作ったとて、商用化するわけでも無し。
それで、俺のテストアプリを採用。
しかし、これを出すためには手続きがいる。結局これをクリアするのに3日
かかった。3日でできりゃ上等。動作確認にあと2,3日欲しい。
しかし、今日中に来週出せるかどうか回答しろ、だって。
手弁当でやったのに。9月にはまとめとなる。その人が
査定するらしいが、これで査定を落としたら承知しない。
このテストアプリは俺にしか作れないだろう。
外注に出したら200万円〜300万円掛かると思われる。
それが、0円だぜってんだ。3日で作ったよ。
ああ、悔しい。悔しくて悔しくて、眠れない。


昔を思い出した。
Hyper CardというMacについているソフトがあった。
1994,5年ごろか。
これを使って、セルベースIC、つまりセミカスタムLSIのチップサイズ
見積もりアプリを作った。半年掛けたかな。休日に家で作った。
このために、40万円で、PowerBook140をボーナスハタイテ買った。
それを全世界の拠点にいるセールスエンジニアに配った。
これに顧客から提示された仕様を入れてチップサイズを見積もって
くれ、と。チップサイズと消費電力を見積もり、パッケージを選べば
価格回答も出来る。見積もり業務を改善したわけである。
あるとき事業部長がロンドンに出張した。
見積もりアプリを使って、サイモンが見積もりをしていた。
事業部長の目に留まった。これは、なんだ、と。
Mr.xxxxが作って、配布してくれた、と。
帰国した事業部長が、Excelで作れと指示した。
外注に出すことになり、俺が仕様を開示した。
外注の見積もりは、1000万円。
事業部長のトップダウンだから、当然決裁がおり
1000万円で作ったのである。
1000万円? 俺にくれぇ。